英国派?アメリカ派?スコーンの違い【レシピ付き】

ハリポタファン

K’s Cooking Studioへようこそ!!

K’sでカーズと読むクッキングスタジオ🧑‍🍳
料理・お菓子作りが大好きな壱真が、料理の豆知識や作る時のポイントを交えながら紹介していくブログ上のクッキングスタジオです。
記念すべき第1回目は、イギリスを代表するお菓子「スコーン」です。
さっそく一緒に作っていきましょう!

スコーンって種類がある?!

「スコーンが食べたい!」と思ったとき、どのようなスコーンを思い浮かべますか?

丸い形をしていて、手で割って中にクリームやジャムを塗るタイプ?

それとも三角形で、チョコなど入っているタイプ?

あるいは、また別なタイプでしょうか……?

大きく分けるとスコーンには2つの種類があります。

イギリスのスコーン🇬🇧
イギリスでは、ティータイムに欠かせないお菓子として親しまれています。
特徴的なのは、側面にできる「狼の口」と呼ばれる割れ目。
腹割れがはっきりしているものが、良いスコーンとされています。

アメリカのスコーン🇺🇸
アメリカでは、朝食やブランチに食べることが多いお菓子ですが、ティータイムのお茶菓子としても楽しまれています。
生地にチョコチップやオレンジピール、ブルーベリーを加えるのもオススメです✨


どちらのスコーンも、基本的な材料は、ほとんど同じです。
しかし、地域や文化によって食べ方や食感には微妙な違いがあります。
その日の気分に合わせて、作るスコーンの種類を変えてみるのも楽しいですね!

スコーンの作り方

お待たせしました!
ここからはスコーン作りを始めていきましょう!

イギリスのスコーンは「イギリス菓子図鑑」から、アメリカのスコーンは私の実家でよく作るレシピをご紹介します。

普段作るときに意識しているポイントも載せていますので、作る際の参考にしてくださいね!

スコーン作りのポイント
①バターは常温に戻す
②バターを入れたら切るように混ぜる
③生地を混ぜるときは練らない
④イギリスのスコーンは厚さが大事
⑤チョコチップは製菓用を使う

イギリスのスコーン🇬🇧

材料
薄力粉:225g
ベーキングパウダー:小さじ1
塩:小さじ1/2
バター:50g(常温に戻しておく
グラニュー糖:25g(砂糖でも👌)
牛乳:120ml

①薄力粉、ベーキングパウダー、塩を合わせてふるう。

②バターを適当な大きさにカットする

③バターを加え、ゴムベラや木べらでバターを切るように混ぜる
イメージ:粉チーズのような状態になるまで混ぜていく

④グラニュー糖を加えて混ぜ、真ん中にくぼみを作り、牛乳を入れ、生地をまとめる
Point💡:はじめは、練らずに切るように混ぜる!!

⑤2cmの厚さになるようにのばし、型を抜く
この厚さが焼き上がりを左右する!!
天板に並べ、表面に牛乳(分量外)を塗り、220℃のオーブンで10〜12分焼く

〜完成〜

アメリカのスコーン(チョコチップver.)🇺🇸

材料
薄力粉:100g
ベーキングパウダー:5g
砂糖:15g
米油:23g
牛乳:40ml
チョコチップ:23g(焼き菓子用のチョコチップを使う

①チョコチップ以外の材料を全て入れまとめる

②生地をまとめた後にチョコチップを加えてひとまとめにし、6Pチーズくらいの大きさに整える

③8等分にカットする
200℃に予熱したオーブンで15分焼く

〜完成〜

アメリカのスコーン(マーブルver.)🇺🇸

プレーン生地材料
薄力粉:50g
ベーキングパウダー:2.5g
砂糖:7g
米油:10g
牛乳:20ml

ココア生地材料
薄力粉:40g
ココア:10g
ベーキングパウダー:2.5g
砂糖:8g
米油:13g
牛乳:20ml
洋酒:5g(普段はラム酒orブランデーを入れることが多いです)

①プレーン・ココア生地をそれぞれまとめる

②生地を分割して交互に重ね丸めて、6Pチーズくらいの大きさに整える

③8等分にカットする
200℃に予熱したオーブンで15分焼く

〜完成〜

最後に

今回はここまで みなさんお疲れ様でした!

スコーンの基本的な作り方をマスター出来たら、好きな具材を入れてアレンジもしてみてください!

スコーンの投稿をすると「なかなか上手くいかない……」というコメントをよくいただきます。
実は私も理想の形を作れるまで何度も挑戦しました。
ポイントを意識するだけで見た目も味も自分の理想に段々と近づいていくので、練習あるのみ👍
スコーン作りを楽しみましょう!

それではまた次回 K’s Cooking Studioでお待ちしています。

参考


増補改訂 イギリス菓子図鑑 お菓子の由来と作り方

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